CMSAI
研究プロジェクト

進行中の大型プロジェクト

担当研究者

  • 平田 豊PI

  • 荒井 迅(Co-PI)

JST戦略的創造研究推進事業(CREST)

空間識の幾何による重力覚解明と感覚拡張世界創出

2022年10月〜2028年3月

空間識の幾何

プロジェクト概要

本研究では,異種多感覚統合による空間識形成の神経メカニズムを新たな計算理論により定式化し,これに基づき空間識を所望の状態に操作するための人工多感覚刺激デザイン法を開発して,空間識を制御する方法を確立します.

担当研究者

  • 塚田啓道(代表)

  • 津田一郎

物質活性化動態に依存した病態分岐の抽出

プロジェクト概要

認知症の根本原因は老化による細胞老化随伴分泌現象(senescence-associated secretory phenotype, SASP)であると考え、脳の老化、構成細胞の老化プロセスの特徴を抽出し、その情報構造を数理モデル・AI技術によって特定する。脳の中で進行している病態層の変化ダイナミクスを症状が現れる不可逆な臨界点に到達する前に数理モデル・AI技術によって捉え、認知症の早期診断、発症時期や疾患の進行の予測を実現するシステムを開発する。この研究を通じて、社会的・経済的損失を引き起こしている認知症に対して数理科学に基づく診療支援システムを提供するとともに、最終的に脳の老化の最適化を実現した社会、すなわち脳が老いることのない社会、さらには老いても若返ることが出来る社会の実現を目指す。

担当研究者

  • 藤吉弘亘

  • 山下隆義

  • 平川翼

NEDO人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業

実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発


プロジェクト概要

直面する社会課題を解決するAI技術は、既に一部の分野では活用されつつある。しかし、一つの判断が社会的・経済的な影響が大きい交通、金融、医療・介護、製造、教育などの分野においては、AIによる判断結果を直接的に活用するAIシステムでは適用できない部分がある。上記を踏まえ、本事業では、人とAIがそれぞれの得意領域で役割を分担しつつ、人は新たな気づきを得て、AIは精度等を更に高めることができる、「人と共に進化するAIシステムの基盤技術開発」を行う。 加えて、AIを実世界に隅々まで浸透させるため、「容易に構築・導入できるAI技術の開発」の研究開発も行う。具体的には以下の開発を行う。

担当研究者

  • 津田一郎(代表)


プロジェクト概要

本研究課題では複雑な環境とインタラクションすることで機能分化し環境に即時適応する人工システムを構築することを目標とします.

進行中の科研費等プロジェクト

代表

科研費基盤B 塚田啓道(代表),津田一郎(分担)「記憶回路網における文脈情報の修飾・統合機能に関する実験と理論の融合研究

科研費基盤C 小澤正直(代表),河野泰人(分担)「量子インストルメント理論の新展開

科研費基盤C 河野泰人(代表),小澤正直(分担)「量子古典ハイブリッドアルゴリズムを用いた機械学習

科研費国際共同研究強化B 荒井 迅代表)「力学系と計算トポロジーの融合による新しいデータ解析技術の開発

NEDO 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期 自動運転(システムとサービスの拡張) 山下隆義(代表)自動運転技術 (レベル3, 4) に必要な認識技術等に関する研究

NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 マッチングサポートフェーズ  新谷 正嶺(代表)「ナノスケール生体ダイナミクスのその場精密測定法の実用化

総務省 戦略的情報通信研究開発推進事業 新谷正嶺(代表)「見たい物の構造と動きをそのまま電子顕微鏡観察する方法の開発

一般財団法人横山臨床薬理研究助成基金 新谷正嶺(代表)「心筋の収縮リズム特性に基づく正常な心拍モードの明確化で心疾患の先駆的な予兆を検出する」

分担

科研費基盤B 小澤正直(分担)「対話型証明の新展開-古典から量子まで

AMED 革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明(革新脳)プロジェクト 塚田啓道(分担)「革新脳データベースに基づくデータ駆動型統合モデルの開発

AMED 革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明(革新脳)プロジェクト 塚田啓道(分担)「機能データの標準脳空間へのマッピングの加速」

自然科学研究機構分野融合型共同研究事業(分野融合型共同研究)塚田啓道(分担)「光学と機械学習の数理学的な融合による大脳皮質神経回路情報処理機構の解明」

終了した科研費等プロジェクト

代表

科研費基盤C 後藤振一郎(代表)「ニューラルネットワークに対する幾何学的力学系理論

分担