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2022年度 第3回 CMSAIコロキウム
「包絡分析法を用いたコンビニエンスストアの立地地点評価」

日時:2022年07月19日 17時10分〜

場所:Zoom ※参加の際,ご所属とお名前の表示をお願い致します

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このミーティングに事前登録する:

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwoc-iurDorHNUx-wDXj7LIyE7TWWa-yvIC

登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます.

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講師:三浦 英俊 氏(南山大学 理工学部 データサイエンス学科 教授)

<要旨>

オペレーションズ・リサーチの手法のひとつである包絡分析法(DEA)を用いてコンビニエンスストアの立地地点評価を行う方法についてお話しします。提案する方法は、既存店舗の評価を行うだけでなく、新規立地に適した候補地点を推奨するために使用することを想定しています。DEAに使用するデータは競合店舗数、最近隣駅までの距離、商圏人口、駅乗降人数、主要道路に接面しているかどうか、ライバルチェーン店舗数の合計6つです。わが国ではコンビニエンスストアのチェーン会社は1年間当たり数百から2千店舗程度の店舗を新規に出店していますが、新規立地地点の決定は、チェーン会社や店舗オーナーにとって地域調査と分析に多くの人員と手間を要する作業となっています。提案する手法によってこれを自動化し高速に新規店舗の推奨地点を見つける作業を支援したい。店舗の立地評価方法について述べたのちに実データを用いた評価事例を示します。